「仕事も趣味も生きがいもシェアするコミュニティを作る」⼀般社団法⼈オルタナ 第三回取材

       
⼀般社団法⼈オルタナ

農副連携をテーマとした共助・双助のコミュニティ作りに取り組む一般社団法人オルタナ・100年ボンド。休眠預金事業では相談⽀援者ネットワークづくりと同時に、農業を通してマイノリティを抱える方が就労と成功の体験を経て社会復帰を目指す「コミュニティ農園」作りを行った。

コミュニティ農園の整備が事業期間終盤に終わり、取材の日にはコミュニティ農園の見学をさせて頂いた。熊本の中心地から車で10分ほど移動した小高い丘の上に、耕された土と作業小屋、そして馬小屋が整備され立派な農園が広がっていた。
代表の泉さんは「ここで、野菜やハーブを育てたり馬を買ったりしたい。社会の中で疲れてしまった人や心に傷を負ってしまった人がこの農園で美味しい野菜を食べたり、収穫の喜びを感じることで傷を癒してくれるとすごく嬉しい。」と話してくれた。

(コミュニティ農園にて)

「理想は社会復帰を目指す場所というより、ここに集まる人がお互いに仕事や、趣味、食事などを通して幸せ、喜び、感動、をシェアしながらきちんと経済的な土台も作っていけるようなコミュニティにすることなんです。
社会に復帰、というがここも社会であることは間違いない。だからこそ彼らが生活していける場・コミュニティ、しいては新しい形の社会としてこの場が存在することが利用なんです。」

今後、このコミュニティ農園でたくさんの方が笑顔になる未来を楽しみにしたい。

(コミュニティ農園近くのシェアハウスにて)

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