「たくさんの壁を超えた1年と新しい挑戦」ワールドフレンズ天草 第3回取材

       
ワールドフレンズ天草

熊本県天草市で在住外国⼈が安⼼して暮らせる環境作りに取り組んでいるワールドフレンズ天草。第3回取材では休眠預金事業で新たに開設したカフェ施設に訪問させて頂いた。

ワールドフレンズ天草は、休眠預金事業の主事業として在住外国人が活躍できる場の創設を予定していた。しかし、コロナや台風など様々な影響で物件を見つけることができず事業を進めることができずに苦しい思いをした。

地域内の不動産を周り、物件を探し続けたが希望にある物件が見つからず一時は事業自体を諦めることも考えた。しかし、在住外国人の方のことを考えるとここで諦めわけには行かないと奮い立たせ物件探しを続けた。
その結果、物件を貸してくれる大家さんとの出会いがあり今回のカフェ開設に届いた。

(工事中のカフェ内装)

この1年間を振り返り代表の俣野さんは「改めて事業を進めていくことの大変さを感じた。」と語ってくれた。
「物件が見つからないことは本当に大変だった。自分たちの想像していた内容で事業を進められないということ自体が辛かったし、解決方法がわからない不安も大きかったです。
でも原点に立ち返った時に諦めるという選択肢はありませんでした。
そしたら次第と物件が見つかったり、いろいろな人とのご縁が広がったり、とうまくいったんです。やっぱり諦めない、継続、って大事だなと思いました。

実はカフェの内装に使っている室外機や洗面台などの設備はほとんど地域の方からの頂き物なんです。びっくりでしょ?笑
やっぱり地域の人に支えられているなーと感じますし、ちゃんとこれからお返ししていきたい。と思います。まだまだ頑張ります!」

 

事業終了後はカフェの経営など、まだまだ困難は続くが今後のチャレンジにも期待していきたい。

 

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