第二回取材 「ゆめの絆∞わらびがみ(童神)」

       
⼦ども⽀援活動ボランティアグループ ゆめの絆 ∞わらびがみ(童神)

天草を拠点に活動している「⼦ども⽀援活動ボランティアグループ ゆめの絆 ∞わらびがみ(童神)」さん

少⼦⾼齢化が進む天草市で
「多世代交流型のコミュニティの場」
「⽣きていく⼒を⾝につける体験や学びの場」
「⼦どもの拠り所・放課後の居場所・安⼼できる居場所」づくりを⽬的とし、
制服リユース活動や児童養護施設訪問、ひとり親世代の⼦ども達の⾃⽴・学習⽀援、⼦ども⾷堂などを実施、運営しています。天草市の高齢化率は50%近いそうで、地域の子どもたちを見守るネットワークがこれから必要だと感じ活動を開始したとのこと。

夏前の6月、わらびがみの休眠預金事業がスタートしました。
スタートした矢先、フードバンクや、ネットワーク構築など様々な事業を始める予定だったにも関わらず、7月から8月にかけての新型コロナウイルス感染拡大の影響で事業の停止を余儀なくされてしまいました。

前途多難な事業開始。
代表の木原さんは
「出鼻を挫かれたような思いだったが、せめてできる活動をしよう!メンバーと話し合い、フードパントリー活動から実施する事にした。フードパントリーにはコロナ禍にもかかわらず多くの方が参加し、メンバーと共に改めて自分達の事業の必要性を噛み締めた。」と話してくれました。

7月、8月の新型コロナウイルス感染拡大が去り、やっと事業を進められる!そう思ったのも束の間、新しい壁が童神の前に立ちはだかりました。休眠事業事業で新たなフードバンク事業を実施するための新拠点を探しており、やっと見つけた「ここだ!」と思える素晴らしい物件が急遽契約できなくなるアクシデントが発生したのです。

二度目の振り出し。また0から。でも止まるわけにはいかない。もう一度奮い立ち、メンバーと奮起し物件探しを再開することを決め、現在も天草中の物件を見て回っています。

壁が多い一方で、成果を感じる瞬間も多かったと代表の木原さんは話していました。
・目標のひとつである法人化の準備が進み目処が立ってきたこと
・出張子ども食堂の拠点として新しいメンバーが名乗りを上げてくれたこと
・地域の信用金庫や自治体との連携が大きく進んだこと

少しづつだけど、確かな歩みで前に、前に。
休眠預金事業の事業期間はあと3ヶ月

全ては天草の子どもたち、そして明るい天草の未来のために。

 

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