「組織の未来と対話し続けた9ヶ月」 ⼦ども⽀援活動ボランティアグループ ゆめの絆 ∞わらびがみ(童神) 第三回取材

       
⼦ども⽀援活動ボランティアグループ ゆめの絆 ∞わらびがみ(童神)

わらびがみはこれまで代表の木原さんに賛同したメンバーが協力する形で活動を継続してきた任意団体だった。
休眠預金事業への申請を決める少し前、スタッフの1人からこんなことを言われた。

「木原さんが倒れたら、今わらびがみが支援している人たちはどうなるの?」

この言葉でハッとしたと木原さんは言う。
「今まで、目の前の人を救うことで精一杯でその先までは考えられていなかったけれどその言葉を聞いた時、わらびがみと言う組織のことを考えなくてはいけない、と強く感じた。だから基盤強化もできる今回の休眠預金事業への申請を決めた」

事業期間中、メンバーと対話を繰り返した。
最初は木原さん自身が自分が動くことで周りに迷惑をかけてしまっている。と思い続けていたが、スタッフと話すと「そんなことはない!自分たちもやりがいを感じている」と言われ、心が軽くなったそう。
今は、信頼して頼れる仲間がいる。だからこそ組織基盤を固めこれからも活動し続けられる団体にしたいと話してくれた。

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