子どもから大人までのあらゆる年代の人を対象に性教育を行い、生命の誕生や自他の体の尊さを伝え、性犯罪予防のための教育と啓発活動を行う「NPO法人せいしとらんし」さん
休眠預金事業では、性教育絵本を子ども施設に配布することと、絵本の読み聞かせ会を開催することを実施しています。
11月中旬に全ての絵本配布が終わり、読み聞かせ会も全て完了する予定とのこと。
読み聞かせ会を実施してみて感じることはなんですか?とお聞きしたところ「子どもからの声を聞くことができるのがとても学びなる。」
「読み聞かせ会を始めた時は絵本を読むスタッフ1名だけで実施していたのだが、子どもの中に一緒に聞くスタッフを1人増やしたところ、子どもたちから様々な声が出るようになった。1人の女の子が「生理ってお金がかかるだけだけでしょ?」と聞いてきたのが印象に残っている。
読み聞かせが終わって、子どもと雑談していると「うちのお母さん子どもがおなあかの中でなくなっちゃったんだよ」という話も出た。この話を聞き出すことも、とても大切な活動だと強く感じた。」
さらに休眠預金事業を通して今感じているのは?という質問には
「この先、どうやって継続して活動をしていくのか、という事。休眠預金事業の事業期間が終わってしまえば、予算がなくなり人員派遣することもできなくなってしまう。だからこそ先を考えないといけない。」と力強く話してくれました。
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